発明の対価

今日、昼、なんとなくテレビをつれていたら昼間のいわゆるワイドショー番組で
「発明」についていろいろととりあげる番組をたまたま見ました。
ちょうどとこで「青色発光ダイオード」を発明したとされる「中村修二」氏についても
当然ながらとりあげられていました。
何年か前、氏は「発明に対する評価が低すぎる」という名目で訴訟を起こされてましたが・・・
何か釈然としないものを感じた事をあらためて思い出した次第です。
さすがに「2万円」はどうか、とは思いましたが、氏が主張していたのは60億、だったでしょうか・・・
いや、売れたら売れた分だけ自分によこせ、と言っておられる要に感じました。
結局、8億4千万円で折り合いがついたみたいですが、それでも氏にとっては不満だったようです。

中村氏がフリーの発明家で、この発明に関する全てのコストやリスクを個人負担した上で青色発光ダイオードを
発明したのであれば、使いたい希望者に対していくらでも対価を要求したらいいとは思いました。

でも、そうじゃない。当時、氏は「日亜化学」という企業に勤務するサラリーマンでした。
そして会社の勤務時間を使って、会社から出る研究費と会社の様々な設備を使って、開発までには
少なからず失敗もあったでしょうが、それも会社が負担した上で発明に成功したはずです。
それをまるで「オレ個人の手柄」みたいに主張し、「この主張が受け入れられないと日本はダメになる。
これから誰も真面目に研究なんかしなくなる」みたいな事を言うのを見て、ヘドが出る思いがした事を
思い出しました。

たまたま今「報道ステーション」をやっているのを見ながら書いていますが、このキャスターの古館伊知郎氏に
代表される、もともと「局アナ」だった方々・・・徳光和夫氏や久米宏氏などがかつて在籍した会社に
「今、自分はフリーでこの位の額を稼いでいるが、局アナ時代から今と同等の仕事をしていたはずである。
特に当時人気番組だった○○などは、自分の司会による部分が大きいはずである。なのに当時在籍していた
××放送は、一般のサラリーマンとしての報酬しかよこさなかった。これはおかしい。だから私は××放送に対して
不当に低い評価をされた差額としてン億円を要求する」とかいうみたいな妙な主張、という感じ。
ここで名前を出したかつての局アナ、それに中村氏も「社員」としての保証があったはずで、
それを放棄する代わりに大きな報酬を得る機会、もちろん仕事の依頼が入らない、というリスク込みですが・・・
があったはずです。


ただ現在、定年を迎えた、あるいは「自分は不当に低く評価されている」と感じる日本の技術者を
中国や韓国の企業が高報酬で迎え入れ、それが結果として日本の国際競争力を落としている、という
現実もあります。

これからどう動くのか・・・
国内からも、海外からも高報酬でスカウトされる可能性など間違っても無い、そんな私が思う次第です、ははは。


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